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熊本で自然素材の家を建てるなら。

皆さんこんにちは、おもてなし1課の菅原です。

最近仕事で五木村へ行くことが多くなり、山や木と身近に接することが増えました。標高が高いので、この猛暑でも涼しく格別に気持ちがいいです。自然の中に身を置き、森林や川を眺めているだけでも涼しく感じられ癒されます。8月19日の日曜日に五木源住宅協議会の主催による五木村森林バスツアーが開催されます。ご興味の方はファミリアホームまでおたずねください。

今日は五木村にちなんで、木のお話をします。「人にやさしい」のキャッチフレーズで床や壁や天井に杉や檜の木をふんだんに使った、自然素材を使った住宅を建てる住宅会社も多くなってきました。果たして自然素材住宅=健康住宅(安全素材住宅)なのでしょうか?

みなさん有害な化学物質というと、どんなイメージのものを思い浮かべられますか?多くの皆さんは、人工的なイメージをお持ちになられるのではないでしょうか?実は化学物質って、人工的なものばかりではないんです。自然素材にもたくさん化学物質って存在するんです。「えっ!?天然の化学物質」そんな声が聞こえてきそうですね。実は、化学物質には天然のものと人工のものがあります。例えるならば、ふぐの毒や蛇の毒、トリカブトの毒など、これは天然の化学物質です。対してダイオキシンやDDT(殺虫剤や農薬として使用される物質)これらは人工の化学物質です。水俣病の水銀やイタイイタイ病のカドミウムも天然の化学物質です。人の体に有害な化学物質といえば、何も人工的なものばかりではないのですね。有害な化学物質というのは、工業製品だけでなく、自然素材からも出るのだということを皆さんも知っておいてくださいね。

ここで皆さんに、豆知識です。杉や檜から香ってくるツンとしたいいニオイをご存知ですよね。杉や檜からでる香り成分をフィトン・チッドといいます。特にそのニオイが強い檜の香りをヒノキチオールといいますが、フィトン・チッドの一種だと考えて頂いて差し支えないです。もちろん自然素材である杉・檜から出るわけですから、フィトン・チッドも天然の化学物質です。フィトン・チッドとはどんな意味かといいますと、ロシア語でフィトンは植物、チッドは殺すを意味します。文字通りフィトン・チッドは植物から出る殺菌・殺虫成分のことなのです。

皆さん、子供の頃に山に虫取りに行きませんでしたか?夏のカブトムシ採り楽しかったですよね。ところで、カブトムシはどんな木に止まって樹液をなめていましたか?きっと雑木林のクヌギの木やどんぐりの木ですよね。いわゆる広葉樹です。カブトムシやクワガタ、蜂や蟻まで、雑木林には多くの虫たちが棲んでいました。思い出してください、雑木林での昆虫採集は、蚊にも沢山刺された思い出がありませんか?一方、杉や檜が植林された林で虫取りをした経験がありますか?杉や檜の林で取れるのはせいぜい蝉くらい、しかも、雑木林と比べると蚊も少なかったような気はしませんか?杉や檜から出るあのいい香りの中には、αピネンという化学物質が多く揮発しています。これは、虫や菌から自らを守る強い殺菌・殺虫成分なのです。だから虫は近寄れません。昔から、適材適所といわれ、住宅で腐ってはいけない柱や土台には、殺菌・殺虫力に優れた杉、檜が使われてきました。一方、建物の室内には、床には草(たたみ)、壁には土(しっくい)、内装の木は松や広葉樹などが使われていたようです。昔の日本の森には、ナラ・クヌギ・ブナなどの雑木林が主流だったと聞きます。それが戦後1970年代の計画植林によって、杉や檜に多くは植え替えられてしまったのです。戦前までは、杉や檜は高価な木材で、なかなか手に入るものではありませんでした。ですから、庶民の家の床板は、松だったり、雑木だったりで、高価な杉や檜を使用するといったものはごく稀だったようです。スギ花粉症が国民病になってしまったのも、杉、檜の大量植林が原因だとしたら、つじつまが合いますよね(この時の計画植林の対象でなかった沖縄では、当時のまま、固有の雑木林が残り、スギ花粉症患者はいないそうです)。ただ皆さん勘違いしないで欲しいのが、内装に杉・檜を絶対に使ったらダメということではありません。使う量のことです、使いすぎてはいけないということです。大げさに皆さんのご不安を駆り立てるつもりは決してありません。ただお伝えしたいことは、想像してみてください。部分的に杉の柱が出ているとか、天井だけが杉材だとか・・・、ほんの少しの殺菌・殺虫成分なのであれば、虫も寄りにくいし、人の体にも全く害はありません。爽やかな香りで、清涼感とリラックス効果もあるでしょう。健康な方であれば、それでも問題はないかもしれませんが、アレルギー体質の方には、とても安全だとは言えないのではないでしょうか?(しかもアレルギーは、いつ、だれが発症するかなどわからないのですからね)

私たちファミリアホームで使用する内装の材料は、昔から伝わる日本の伝統的な室内環境を見習い、壁天井には、土(しっくい)、床には樺やナラや松やアカシヤなど体に優しい材種を使用いたします。しかも、薬剤殺虫処理は一切しません。ぜひ、あなたご自身の目と鼻と第六感で実際に見学会や本社展示場にご来場下され体感してください。

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