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完璧なものなんて絶対ない事を忘れてはいけませんよね。パート3

でも、実はきっと、危険性は予測されていたのではないでしょうか?

日本は、戦後、世界でも類を見ない経済発展を実現してきました。

私も、外国を旅するたびに改めて感じるのですが、日本ほど、国内全土の発展水準が高い国はありません。

短期間にこれほどまでに経済発展を果たす代償として、何か別の大切なものが、国のリーダー達によって、ないがしろにされてきたような気がします。

何のための経済発展なのか?誰のための豊かさなのか?国は豊かになったようには見えますが、その豊かさを実感できない私たちの不満を象徴しているように感じます。

 

具体的に例を挙げるとすれば、アスベスト問題を思い出してみてください。

アスベスト(石綿)は、断熱材などの建材や日用品に幅広く利用されてきた天然素材ですが、細い繊維からなるその性質が健康被害をもたらす事がわかり現在は、規制されています。

日本で本格的にアスベストの使用が原則禁止されたのは2004年になってようやくの事です。

しかし、アスベストが及ぼす健康被害については、もっともっと昔から訴えられてきたのでした。

 

1938年 アスベストと肺がんの関係についてドイツ新聞が公表

1980年 WHO世界保健機関がアスベストは発ガン物質と認定

アメリカ、イギリス使用量激減の方向へ

1983年 アイスランド全面禁止

1984年 ノルウェー全面禁止

1985年 スイス全面禁止

1986年 デンマーク・スウェーデン全面禁止

アメリカ、アスベスト災害緊急対策法制定

1990年 オーストラリア全面禁止

1991年 オランダ全面禁止

1992年 フィンランド・イタリア・ドイツ全面禁止

1996年 フランス全面禁止

1997年 ベルギー全面禁止

1998年 イギリス全面禁止、アメリカ一部を除いて禁止

2003年 日本1%の含有率を超える特定10品目の製造中止

2004年 日本建材、摩擦材などのアスベスト含有製品の製造、輸入、譲渡、提供または使用の禁止

 

ご覧の通り、世界ではその危険性が訴えられ1980年代には、その対策が実施されてきましたが、残念ながら、日本は20年も後れてようやく対策が示されたというのが実情なのです。

日本は、国民のリスク(危険)よりも経済のベネフィット(利益)を重視して経済発展してきたと言えるのではないでしょうか。

 

 

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